滲出(しんしゅつ)性中耳炎

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滲出(しんしゅつ)とは、液体が耳からにじみ出てくることです。
「滲出性中耳炎」とは、まず耳と喉をつなぐ「耳管(じかん)」のはたらきが悪くなり、耳の中の圧力が低くなる→そして耳の中に周りの組織の体液が溜まり、耳が聞こえづらくなったりする病気です。

これは「聴力障害」とも関連してくるので、診断された場合は子供をよく観察する必要があります。

・テレビの音を大きくする
・大声で話す(自分の声が聞こえづらいため、声が大きくなってしまう)
・呼びかけても返事が少ない
・いつも耳を気にして触る

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このような症状がある場合、滲出性中耳炎の可能性があります。

注意しなくてはならないのは、子供が3歳以下の場合。

言語能力が発達する時期に「耳が聞こえづらい」というのは、発達を遅らせてしまう可能性があるからです。
また、聞こえづらいことでコミュニケーションに難があると、そのまま精神的・学習上重要な発達まで阻害されてしまう可能性があるので、早めの対処が必要です。

対処法については一律的なものが確立されていません。
漢方、鼓膜切開、チューブを入れる…という様々な医療行為がある中、「この方法が一番」というものは存在しないそうです。

自然と治ることもあるそうですが、自己判断で通院をやめてしまうのは良くありません。
なんとなく通院しなくなってしまって、本来必要だった処置を施さず、聴覚障害が残ってしまう事もあるからです。

お医者さんも、様子を見ながら外科的処置を施すかどうか見極めるため、子供の親の立場からするとヤキモキするかも知れません。

早くどうすれば良いのか教えてくれ!と思ってしまうかもしれません。

信頼できるかかりつけ医がいる場合は、よく相談しながら根気よく通院し、まだ信頼できるお医者さんがいない場合はどうしても病院巡りになってしまうかも知れません。

一番避けたいのは、あまり信用できないお医者さんだなと思っていても「専門家が言っているのだから…」と過信して、過度な外科的医療をそのまま受け入れてしまったり、「専門家が大丈夫と言ったから…」と過度に安心してしまう事です。

子供に「耳が聞こえづらい」「耳を気にしている」という様子は、いつもより注意深い目で子供を観察することで、保護者は気が付くものです。

子供のどういった点を気にしてみるべきか?
親として把握しておきたいものです。