お母さんも誰かに育てられたいよ

子供を頭ごなしに「ダメ!」「何やってるの!」「早くしなさい!」と言う親が多いそうだ。

そして、それじゃだめなんだという。子供にはちゃんと「理由を説明する」と納得します、といわれている。

じゃあ是非、お母さんにも説明して欲しいんだな、もっと・・・。

お母さんにも、「なぜその叱り方やしつけ方がダメなのか?」

「ダメだと分かっているのにやってしまうのはなぜか?」という説明が欲しい。

誰だって、「あなたは悪くない」と言って欲しい。

でもそんな願望を持って成人してしまい、成人どころか30も40も過ぎて、「子供の素行の責任は親」「親が悪い」と言われると、もう逃げ場なんてない。

仕方ない、大人になってしまったのだから、「無条件愛されたい」という願望とも、どこかで折り合いをつけないといけない。

そんな風に最近の子育て本を読んでモヤモヤしているところで、「最近のおかあさんたち」が、なぜセカセカと子供に負の言葉をなげかけつづけるかというと、「核家族化で余裕がないから」という意見を目にした。

昔は、地域コミュニティが全体で子供を育ててくれたけど、今は一人ひとりの親が子供に対する全責任を押し付けられすぎだと。

それで、しつけに対する責任感が悪く働き、子供に対する言葉がきつくなってしまんだ、ということ。

 

それにしても、「最近のお母さん」って言って時代のせいにするのはいいけど・・・。

その意見がユートピアのように慕う「昔」だって、乳幼児の世話を小学生くらいの歳の子にまかせて、大人は畑仕事だ針仕事だ、って自分の仕事をしていたんだよ・・・?

(ジブリ映画の「かぐやひめ」に、ほとんどその様子と同じ光景が描かれている)

今だとこれは、立派な幼児虐待、育児放棄といわれかねない行為だ。

何だって時代のせいにするのはいいけど、子沢山で子供を子供にお守りさせる時代に、まさか戻ろうというわけでもないし・・・。

ちなみに、保育園が小学校に隣接して設置されていることが多いのも、この「子供が子供の子守をしているから小学校に通わせられない」という親の主張を聞いて、政府が小学校の隣に保育施設を作ったのが始まりと言われている by 池上彰のニュース解説)

というわけで、今更もちろん、小学生が乳幼児の世話をして母親世代の負担を減らすという選択肢はない。

で、今あたしたち核家族の母親に求められているのは「口癖をポジティブに変えましょう」というまさかの性格改革。

「今日もきっと良い日だわ」「今日もきっとうまくいくわ」と自分に言い聞かせろ、と。

気恥ずかしさはそのうちなくなるから、やってみろと。

・・・なんだろう。この納得のいかなさは。

あたしが素直じゃないからか? 性格ってそんなに簡単に変えられるのか?
余裕がない、子育てと仕事と親戚付き合いその他雑務に追われる日々・・・。

性格をポジティブに変えることで解決するんだったら、もういっそ、今育ってる子供だって大人になってから性格変えればいいじゃん。

今、母親にせかされて叱られてひねくれようが、大人になってしまった母親に性格改革を強要するのと同じ理屈で、今の子供が大人になってからだって、ポジティブになれるでしょ・・・?

・・・あ、これってもしかして、負債を次世代になすりつけようとしているあたしのエゴか??
言い訳なのか??

あたしの世代で負のオーラを全て返済しろと、そういうことなのか?

うーん。

・・・二世代ローンじゃだめかな・・・? ^^;

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