鼻水や鼻つまりで「抗ヒスタミン薬」を処方されていませんか? けいれんの危険があります

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「ツロブテロール」というテープになっている「咳止め薬」が、見た目とは裏腹に全然「お気軽」なお薬ではありません、という記事を以前に書きました。

咳止めテープと思ったら・・・ツロブテロールは気軽に使ってはいけない怖い副作用があった!

同じように、「抗ヒスタミン薬」にも注意しなくてはいけません。

「鼻水、鼻づまり」などの軽度な症状に、「抗ヒスタミン薬」というアレルギーのお薬が処方されることがあります。
商品名は「ポララミン」「ペリアクチン」など。

鼻水や鼻づまりの症状を軽くする目的で処方されるのですが、この抗ヒスタミン薬には、気道の粘膜の分泌を抑制する働きがあります。
気道の粘膜が出なくなると、痰がかたくなります。そして、かたくなった痰はなかなか咳をしても外に出て行きません。

その結果、身体はさらに強い咳を出して固い痰を外に出そうとします。
それでも出て行かない痰は、肺にたまってしまうことさえあります。「抗ヒスタミン薬」は鼻水などでむやみに使わない方がいいですね。

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さらに、最近の研究で、抗ヒスタミン薬がどうやら脳へ悪影響を及ぼすことが分かってきました。

◎集中力の低下
◎判断力の低下
◎作業効率の低下
◎眠気

どれも、日常生活に影響のある大きな副作用ですね。

「風邪薬の副作用って、そんなものじゃない?」と思われるかも知れませんが、前述のように、そもそも痰が出づらくなる作用がある時点で、あまり風邪にも効果的と言えなさそうです。

一番怖いのが、【けいれんしやすい状態にしてしまう】という副作用です。

抗ヒスタミン薬は、脳のけいれんを防ぐ神経の作用を弱くしてしまうからです。
特に、子供に抗ヒスタミン薬を使うと、風邪で熱が出た場合など、その熱がけいれんを引き起こしてしまいます。
抗ヒスタミン薬を使っていなければ、脳が正常にけいれんを防いでいたかもしれません。
けいれんのリスクが高まってしまうのですね。

抗ヒスタミン薬は、アレルギー用の薬です。
今でもアレルギー性が疑われるじんましんなどには処方されたりしますので、抗ヒスタミン薬を処方されたパパ・ママは、きちんとお医者さんと薬剤師さんの説明を受けて慎重に使用するようにしましょう。

実は、評判が良いと言われる小児科でも、以前は抗ヒスタミン薬を処方していた過去があったりします。
それは、薬の危険性がまだよく知られていなかったためです。

やはり良い小児科というのは、海外などの最新情報をきちんとキャッチして、「今後は処方をやめます」と臨機応変に方針を変更しています。
もし、アレルギーという話も特に出ていないのに、風邪などで「ポララミン」「ペリアクチン」といった抗ヒスタミン薬が処方されていたら、お医者さんか薬剤師さんに電話などでももう一度確認をしておいた方がいいです。