人生はリアルままごと

リフォームを真剣に考え始めた我が家。
お休みの日に、リフォームの展示場を見に行こうかという話になった。

ところが4歳の長女が難色を示す。
いや、難色を示すって、要はグズりはじめたということなんだけど。

どこかよく分からない所に行くより、おもちゃのある場所じゃなくちゃ嫌!と言う。

リフォームと言ってもまったくピンと来ないのは当たり前だ。

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そこで、いつもリカちゃん人形で遊んでいる娘に、リカちゃんのスマートハウスというおもちゃのお家に例えて説明するパパ。

「スマートハウスにも、お風呂やトイレがあるでしょ? miyoも洗濯機や車
(別売り)が欲しいって言ったりするでしょ? パパとママもほんとのお家のお風呂を広くしたり、トイレをきれいにしようと思ってるんだよ。

展示場にはおもちゃじゃなくて本物のお風呂やトイレがあるよ!リアルおままごとだよ」

その説明を聞いて、「リアルおままごとで遊べる」という納得のしかたをした長女。

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そこであたしは、逆に考え始めてしまった。

夫婦で頑張って働いて、夫は平日、帰ってくるのは夜遅い。

こわなに頑張って働いて、うちら夫婦は「ガチでままごとしてるだけ? いいの? こんな生き方で」と思わず口にするあたし。

そんなことを言ったら、パパがはっと我に返って、人生見つめなおしてあたしや子供を捨てて自分探し始めちゃうかもな、というリスクが頭をよぎる。

同時に、こんな質問をして夫を試しているような気分になった。

しかしそこは冷静なパパだった。

「『ガチでままごと(真似事)』って言うから複雑なだけで、普通だからね」

まあ、そうだよね。
あたしは夫のどんな反応に期待していたんだろう?

自分自身の欲望が、質問の裏に隠れているのかもね。