収入=その人の価値ではないと分かると、なぜか家が汚くなる

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あたしは、常に自分の価値観と戦っている。

 

こうありたいと思う価値観と、

実際に身体や言葉に染み付いた価値観が違うことは、

本当によくある。

 

例えば、「収入と人の価値」の関係について。

 

収入イコールその人の価値という考え方は、

ちょっと残酷な考え方だと思うが、

ちょくちょくとらわれがちな考え方だと思う。

 

ママ友同士の会話でも、

「うちの旦那、遅いから大変!」なんて会話はしょっちゅうある。

 

うちの旦那も22時・23時の帰宅ばかりだが、

だいたいはうちよりも苦労してる旦那さんが多いようである。

 

 

「旦那さん、大変なんだ。 何の仕事してるんだろう? 収入多いのかな?」

・・・って、あたしは考えてしまう。

 

これは、見たことのないママ友の旦那さんをイメージするのに

無意識に仕事や収入をとっかかりにしているんだろう、

と自分では分析している。

 

(・・・多分、面食いの人は仕事や収入よりも

「かっこいいのかな?」と容姿の方が気になるかも知れないし、

夫婦間の年齢差に敏感な人は

「何歳差なのかな?」と思うかも知れないし、

夫婦の出会いのキッカケを重視する人は

「出会いは職場恋愛なのかな?」と思うのかも。)

 

 

あたしは、人よりは異性の容姿を気にしない方だと思う。

(とか言ったらうちの旦那に怒られるかもな)

 

 

あたしは自分が人の容姿を気にしないのと同じように、

その人の収入も気にしないようにしたいのに、なかなか上手くできない。

 

収入がその人の価値だとは思いたくないのに、

無意識に過ごしていると、どうも「収入=その人の価値」と考えてしまう。

 

特に、男がいい歳してバイトだフリーターだ、

ましてやニートだとか言われると、

「それで大いに結構」とはなかなか言えない自分がいる。

 

かといって、女ならいいのか?と思うとさらにそうではなくて、

同性だからさらに厳しく考えてしまうところがある。

 

 

とはいえ、ジェンダーとか、

男女のキャリアは平等であるべきだとか、

収入も同等であるべきだとかまでは思っていないが・・・。

 

 

我が家も一般的な共働き家庭なので、

旦那の方があたしよりも収入が多い。

 

年齢も3つ上だし、

現代の日本社会はまだまだ男の方が 収入が高いのが一般的だし、

あまり気にしたりしない。

 

だが、時々「収入が低いあたしが家事負担を相応に負担すべき」

という 義務感が生まれることがある。

 

これは結構クセのある考え方だ。

 

 

あたしが家にお金を少なく入れている分、

家事という労働を変わりに提供して補おうと思ってしまうのだ。

 

これは「収入が人の価値」と思っているが故の心理じゃないかと思う。

 

で、そう思うんだったら後は深く考えず、

家事を快くサクサクとこなせればいいのだが、

どうも家事には「勤務時間」も決まってなければ、

モチベーションも上がらないから、つい後回しにしてしまう。

 

 

仕事なら、「お給料を貰っているので」と思って

最低限、クビにならないように頑張ろうという気持ちも起こるが、

家事はやって当然、やらないとマイナス。

しかもやったところでお金が貰えるわけでもない。

 

「お金を少なく入れている分、家事で補わなくては」と思っているくせに、

「実際お金をもらえるわけではないのでモチベーションが上がらない」・・・。

 

自分の中のどうしようもない価値観の矛盾。

 

 

 

どうしたものか、と考えているうちに今日の家事も溜まっていく。

 

今、見渡しても出しっぱなしの子供のプラのマグカップ、

野菜ジュース(夏ならアウトだろう)、子供のパズル・・・

 

子供のもの以上に散らかった、あたしの手帳やら文房具、 DMの数々・・・。

 

ふと、気がついてしまう。

家事を片付けることで、あたしの価値が上がることはないのだと。

 

そもそもあたしは、

「収入=その人の価値」と考えるのをやめたいと思っている。

 

その考えをやめれば、

あたしが旦那より収入が低いからと言って、

あたしの価値が旦那より高いとか低いということは計れないことになる。

 

つまり、あたしが家事という労働を収入の変わりに家庭に提供したところで、

あたしの価値がこの吉永家において向上するわけではないのだ。

 

 

今、スッキリした。

ものの15分くらいで、頭の中は非常にクリアになった。

 

そして、部屋を片付けようというモチベーションもクリアされてしまった。

 

もちろん、家はクリーンアップされることはなく、

汚いままの姿をさらしている・・・。

 

・・・困ったことになったな。(笑)