ソフトクリームマンはもう少し「現状」を見るべき


 

「しょくぱんまんとソフトクリームマン」で登場した「ソフトクリームマン」。

こちら、あたしの認知度としては、「もしかしたら絵本で見たかも知れない・・・?」というもの。

今までは、「ヨーカンマダム」「のりのりのりへい」のように、絵本で見たことあるけどテレビで見たのは初めて!というパターンだった。今回は、どうも「見たかどうか思い出せない」。

それは、あまりにもネーミングとビジュアルが、「モチーフそのまんま」だからだろう。

ああ、いそういそう、見たことあるかも、というめちゃくちゃあいまいな認知度になるのも、仕方がないよね?

 

さて、見たことあるかどうかすら分からないキャラクターに対して抱く感想かどうか分からないのだが、ソフトクリームマンの性格についてはまったくもって「意外」と言うしかない。

というのも、「自分は子供たちにとって人気者。自分が提供するソフトクリームはみんなが頭を下げてでも欲しがり、求められなくなるはずがない」、と、自分の人気の不動の地位を疑ってない、非常に高慢ちきな性格のソフトクリームマンに、かなり違和感を覚えたからである。

 

こう言っては何だが、たかがソフトクリームのくせに、お前は何を呑気な事を言っているのか?とツッコミたくなる。

昭和が終わって27年も経とうというのに。

さては、ソフトクリームマン。あなたはバブルの栄光という幻想を、未だに引きずった40代後半のイケイケ世代だな?

こっちは、とっくに経済成長を諦めて素直につつましく子育てをしている世代である。

勝手にソフトクリームマンを一回り上の世代に見立てて、勝手に世代間闘争心に火を付けるあたし。

 

しかし、あながち間違いでもないかもと思っている。

美味しいコンビニスイーツが190円とかで売ってる時代、くだらない観光地では未だにソフトクリームが350円で堂々と売られたりしたしまっているのだから!

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「時代にそぐわない」といわざるを得ない。

アンパンマンにおいて、ソフトクリームマンの初登場年代がいつなのかははっきり言って知らない。調べる気力もない。

だが、ソフトクリームがちやほやされていたのは、少なくとも少子化が進行する前の70年代くらいまでさかのぼらなくてはならないのではないだろうか。

親が子供にいちいちソフトクリームという「必需品でないおやつ」を買ってあげるというのが、数年に1度の旅行のときとか、特別な意味合いを持っているなら分かる。

 

今は、もっと人気のスイーツが、どこかの観光地に行かずとも、コンビニにたくさん並んでいる。下手したらソフトクリームなんてその気になれば毎日食べられる。(肥満になるかどうかとか健康問題の話は別として)

アンパンマンワールドの子供たちは相変わらず素直に有難がって食べていたけど、もうソフトクリームがおやつの王様のような顔をして高慢ちきに振舞える時代ではないのではないか?

 

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アンパンマンのTVシリーズは、「キャラがぶれる」パターンと「やたら今までのキャラとの整合性を気にする」パターンがあるようだ。

ソフトクリームマンの他の登場回を観ていないので、今回のこの高慢ちきなキャラ設定が過去との整合性を取った結果だとしたら、是非今度、エクレアさんやプリンちゃん、1年ほど前に初登場したクレープマンと、おやつ対決でもさせて痛い目を見せてやればいい。

あの高慢ちきなソフトクリームマンに、今の日本のスイーツ戦国時代という現実を見せつけてやるべきである。

そうすればバブルを引きずったイケイケ世代、もとい、ソフトクリームマンも「もう二度と栄光はない」と悟り、愚直に働き、給与2ヶ月分のボーナスを少ないと文句を言うこともなく…もとい、愚直にソフトクリームを配る謙虚なキャラとなるであろう。