てんぷら和尚は頑固者? ~避けるべき頑固者と学ぶべき頑固者~

てんぷら和尚は、青い着物に揚げ物の顔をした「がんこおやじ」。
頑固な職人肌のおじさん、ばいきんまんにさらわれたり、てんぷらを作れと命令されても動じない。

材料がないときは、ドキンちゃんに差し出された「チョコレート」でてんぷらを作ったこともあった。

頑固おやじなら、「チョコレートなんてちゃらちゃらしたもんで俺がてんぷらなんざ揚げられるかこのやろー!」と言いそうだが、「ふーむ、作ってみるか」と言ってやってみる、「チャレンジャー」なところもある。
頑固である前に、職人だから。目の前に出された手ごわい材料、これを職人としていかに美味しく仕上げるか、頑固になる前に、腕が鳴ってしまうわけですね。

あたしは頭が固いだけの頑固おやじは大嫌いだけど、「てんぷら和尚」はどうやらチャレンジ精神を失っていない、ある意味「若い」部分も持ち合わせている。
こういうところは、おやじキャラからも学べるところかもしれない。

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年上のおじさまには、少なからず「頑固おやじ」が存在する。
そして、その頑固おやじが「自分のこだわりで怒っているのか」、それとも「若い(弱い)人間にただ当たり散らしているだけなのか」、これは見極めた方がいい。

後者の、「弱い人に八つ当たりしているだけ」の人は、当たられるこっちは精神がすり減る上に、こだわりがあるわけではない怒り方をする人は、一貫性がないので「怒られなくなる」ということはない。
自分も、子供に愛がない八つ当たりをしていないかどうか気をつけなくちゃいけないけど、まずは自分に八つ当たりをしてくる人からはきちんと逃げるようにしなくちゃね。

というのも、「八つ当たり」って、連鎖するんですって!

テレビで見た話。
ある田舎の少年が、ロケットを作りたいという夢を持っていたのだけど、小学校の担任の女教師から、「どーせ無理、そもそもこの村に生まれた時点で無理」と暴言を吐かれたそうだ。
結局、その言葉が呪いとなっていったんは夢を諦めたが、その少年は大人になってから、地元の村で工場を経営するようになり、ロケットの発射実験をするための開発プロジェクトチームに、自分の広い工場の敷地を提供し始めた。
徐々に、工場でロケットの部品なども開発するようになり、遠回りしながらも夢を叶えたそうだ。

後々分かったことだが、小学校の頃の先生は夫から暴力を受けていたらしい。自分が受けた暴力のストレスを、自分よりも弱い人間に八つ当たりすることではらしていたらしい。
迷惑な話だとは思うが、この少年・現工場の経営者は、「結局、一番弱い立場の子供たちが餌食になる」ということを痛感したそうだ。
それで彼は、子供の夢を守るためにこの話をテレビでしていたという訳だ。

この文章を読んでいるあなたは、ある程度大人だと思う。何か「八つ当たり」的な嫌がらせを受けていていたら、自分が「危険地帯」にいることを認識して頂ければと思う。

この「八つ当たりの伝染」は、誰かが自分で止めなくちゃいけない。
ただ、八つ当たりを受け続けてストレス解消もできないというのは困る。やられっぱなしの環境から逃げられるなら逃げた方がいい。
戦う必要はない、わざわざジカ熱とかデング熱が流行っている地域に渡航しないことは、逃げではないはずだ。

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もちろん、「てんぷら和尚」のように職人のこだわりから頑固になってしまう人からは、一見面倒でも逃げるほどではない。
見極めるにはちょっとコツがいるとは思うが、ドキンちゃんのようにチョコレートを差し出してみれば、そこからイノベーションが起こるかも。

と思ったが、あたしの周りには「てんぷら和尚」のような気難しい職人は、あまりいないなぁ。
家の近くに「カウンター席の目の前でてんぷらを揚げてくれるてんぷら屋さん」があるんだけど、さすがにカウンター席に4歳と0歳の子供は連れていけないし…。
いつかフラっと一人で行ってみたいな。