オキシトシン 癒し効果とは?

「オキシトシンの本、読むと元気が出るわよ!」
と助産院の院長に渡された本。

一般向けに書かれたという本だったが、かなり難しい。
日々、分かりやすいネットの文章しか読んでいないからか、まったく頭に入ってこない。

その著書はオキシトシンのことを研究する四人の子供を産み育てた経験を持つスウェーデン人女性博士。

それまでのホルモンの研究は、「闘争と逃走」という、戦うか逃げるかという側面ばかりにスポットが当たった研究がなされてきたらしい。

それが、自身の出産と育児の体験で、オキシトシンというスポットの当たらなかったホルモンに興味が湧いたそうだ。

オキシトシンは、安らぎや癒しをもたらすホルモン。人は人と触れ合うと、オキシトシンが分泌されてストレスホルモンを作る働きを抑制するのだそうだ。

親子、男女、触れ合いが大事。

ある意味、分かりきったことが、ホルモンレベルでも証明できるということで、少々興奮気味に語られた本だった。

元々知られていたオキシトシンの働きは、陣痛を起こし、出産後には母乳分泌を促すというもので、女性にしか関連しないと思われていた。

長年、陣痛と授乳にしか関連しないと思われていたオキシトシン。

実は、心を司る脳内物質で、幅広い人間関係で活躍する愛情ホルモンであることがわかってきたのだそうだ。

それも、ここ10年ほどの間に。

オキシトシンが脳内で作られると、ストレス中枢と呼ばれる部分を抑制する。

するとストレスホルモン分泌も抑制される。
結果的に、オキシトシンがストレスを抑制する形になる。

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この本はかなり難しかったが、目標設定が大事なのか、それとも成り行きに任せて生きるのが得策なのか、という人生哲学を一緒に考えると、実はどちらもホルモンとか神経伝達物質とかいう脳科学の領域で説明がつく事が分かってきた。

今まで文系的に考えていた事に、科学的根拠が加わる。今まで脳科学にはあまり興味を持てなかったけど、変に自己啓発本を読みあさるよりもいいかも知れない。