不登校の子供への対応 失敗しても気にしすぎないで!

不登校実録

不登校や行きしぶりお子さん 「対応間違えちゃった?」と心配なお母さんへ

 「(不登校の)お子さんへの対応を失敗したら大変!」とあおってくるページが多いですが、不安になりすぎていませんか? 全然大丈夫ですよ^^b 子供との信頼関係を慌てず少しずつ取り戻していきましょう。

私の失敗談:不登校初期の娘に対して行った数々の失敗(ひどい言葉)

 これを読めばあなたも少しはホッとするはず! こんなにひどい母親でも、今はかなり信頼関係が戻ってきました。参考になればと思い、かつて私が言ってしまった娘への失敗暴言の数々をリスト化しました。

  • 学校に行ってないんだからYouTube見る資格はない
  • ため息をつくな
  • どうせ行かないならもっと楽しそうにして欲しい
  • 習い事はせめてちゃんと行って欲しい
  • 習い事に行くくらいなら学校にも行って欲しい
  • 学校行ってないならせめて妹の面倒を見ろ
  • 不幸のヒロインぶるな

今こうやって書くと、かなりの醜態です。恥ずかしいくらいひどい親ですね💦

これらは何がいけなかったかというと、「そのままのあなたで良い」という全肯定ではなく、「条件付きであなたを愛する」というメッセージになってしまっていたことです。

「あなたの悪いところも良いところも全て受け入れるよ」という姿勢ではなかったため、娘の自己肯定感をかなり下げていたと思います。

失敗しがちな対応「本心では学校に行かせようとしている」

本心では学校に行かせようと思って接するとだいたい失敗します。腫れ物に触るような対応になったり、結局イライラして小言を言ってしまったりといった具合です。

特に、「親の心を読むタイプ」であるHSC(ひといちばい敏感な子)の不登校児は、「行かなくてもいいよ」と口で言っていても親の本心を読んでしまいます。

はっきりとは分からなくても、「ママはイライラしている。私のせいだ」という風に感じ取ってますます落ち込んでしまうようです。

ここまで敏感に感じ取られてしまうと、親が本当に心から「別に行かなくていいよ〜。どっちでもいいよ〜。あなたが笑ってさえいれば」くらい達観しないと難しいです。

正直私は、一人ではこんな風に割り切ることはできませんでした。

不登校対応の失敗回避:「学校に行かなくていいよ」と言ってくれる専門家と話す

私の場合どうしたかというと、たまたま地域の小児科の先生が不登校カウンセリングを行なっており、ダメ元のように受診してみたところ「もう行かせるのやめちゃいなさいよ〜」と言ってもらうことができて、だいぶ吹っ切ることができました。

もし近所でそのように助言してくれる専門家がいなくても、ネットにも「行かなくていい」「行くことが全てじゃない」と言ってくれる専門家がいるので、そういう人たちをフォローするのが良いかなと思います。

著名人の中では茂木健一郎さんが「学校へ行きたくない子は、脳科学的に学校へ行かせるべきではない」と発言されています。(リンクはPRESIDENT Onlineへ飛びます)

不登校児を教室復帰させるサービスは、どんな対応をするの?

「最終的に学校に戻すことを実績としている専門家」

このような方々が一定数いるのは確かで、彼らを頼ることが悪いとは言いません。

「不登校の対応を失敗すると大変なことになる」と密かにあおってくる不登校サポーター的なサービスの多くが教室復帰の実績を謳っています。私個人としては、失敗の恐怖や不安を煽るやり方には違和感があり、あまり良い対応と思うことができませんでした。

「本当は子供達も学校に行きたがっているんだ」と彼らは言います。しかしこの主張は本当とも言える反面、実はとても表面的とも言えます。

子供たちは「罪悪感」から「学校に行きたいけど行けない」と思っているだけかも知れません。

でも、学校に行けないことは罪でもなんでもありません。

学校に行かないと友達が友達でなくなってしまうと思っているかも知れません。

しかし、「学校にいかないと友達と仲良くできない、勉強させてもらえない、社会に受け入れてもらえない」という思考こそ、「条件付きの承認」「条件付きの愛情」ではないでしょうか?

「学校に行かなくても友達とは友達のままでいられる」

「学校に行かなくても興味を持った勉強はいくらでもできる」

「不登校経験があっても社会で自立して生きていける」

そういう環境をもし親が用意してあげられたら、親の力だけではどうにもならなくても情報だけでも知っていたら、学校に行かないことへの罪悪感を消してあげることが出来るかもしれません。

もちろん学校復帰のサービスを利用することが悪いわけではありません

もし彼らのサービスを頼るなら、徹底的に彼らの言うことを聞く覚悟をすること。そして「お金を払うことも惜しまないこと」が重要となります。

お金もかけず情報だけ彼らから引き出そうとすると、覚悟ができていないので「この人の言うことを聞いていいんだろうか」とまた迷ったり不安になります。

私の体感的には、「宗教に入信するくらいの覚悟」、つまり他の教えを捨て去る覚悟は必要じゃないかと思います。他の誰が「学校なんて行かなくていいよ」と言ったとしても「いや絶対に子供を復学させるんだ」という覚悟がないと、お金と労力が無駄になってしまいます。

かつて私自身も「何十万か払って彼らがうちの子を学校に戻れるようサポートしてくれるなら・・・」と考えたこともあります。実際に問い合わせたこともあります。

彼らは「親の覚悟」を何度も確認してきました。特に、父親と母親が同じ方向を向いて「学校に必ず戻すというゴールを共有できるか」と何度も訊かれました。お金さえ払えば親の手間は不要でサクッと解決するサービスではない。お金もかかるが手間も結局かかるという認識は必要だと思います。

費用対効果を考えると、何十万もする費用も娘が学校に行って私が働きに出たほうがトータル的には家計にはプラスになります。

でも、学校に行かない娘と過ごすうちに「この状況、周りから見たら不幸に見えるかもしれないけど、意外に楽しいかもしれない。何よりも可能性に満ちているかも知れない」と思ってしまったんですよね。

娘も私もストレスを溜めながらそれぞれ職場や学校に行くのと、私も仕事を辞めて娘といる人生を比べた時に、「外部のサービスに頼らず、親の私が主体的になって色々調べて考えて頑張ってみようかな?」と思ったという感じです。

学校に戻さない選択:子供への対応を変えたら良い変化が起こりました

「学校に戻す覚悟」「学校に戻さない覚悟」。結局はどちらもある程度の覚悟が必要です。

しかし、いったん学校に戻らないという選択をした時、母親である私の子供への対応はかなり変わりました。良い意味で力が抜けて、いったんとことん休ませようと思うことが出来ました。そして当事者である娘も、急に笑顔が増えて鼻歌を歌ったりする様子も見られるようになりました。

そして「ホームスクール」という選択肢が開けた時、娘は明らかに「認められた」という自信がみなぎり始めたのが分かりました。「ホームスクールのカリキュラム、どうしよっかなって考えてるんだよね」と自分から言い出したくらいです。

分岐点に立たされた時は、いったん覚悟がいるのですが、進んでいる道が正しいと分かった時は、そんなことを忘れるくらいワクワクしてくるものです。

正直、娘の不登校が始まった時はこの状況にワクワクするなんてことが起こるとはまったく想像していませんでした。

不登校の初期対応の失敗はやり直せる。まずはお母さんがどうしたいか考えてみてくださいね

これを読んでいるお母様で、「学校に戻らない選択肢もありかも」と思った方は、フリースクールやNPO法人などに加えて「自宅学習が出席として認められるホームスクール」もぜひ検討してみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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