アンパンマンの映画を初めてTSUTAYAで借りたのが、
「それいけ!アンパンマン つきことしらたま ~ときめきダンシング~」
だった。
最初は、アンパンマンに短編と長編があることも知らず。
このDVDは短編映画だったのだが、そうとも気づかず、
「さすが子供向け映画、20分しかないんだね
集中力が持たないからかなぁ?」と特に疑問も感じなかった。
・・・これ一本のために映画館に観に行って、子供1000円はまだしも
大人1800円取られたら、怒って二度と観にいかないでしょ・・・。
この作品の主人公は、「しらたまさん」。
あんみつとかに入っている白玉。
でもアンパンマンのあのタッチなので、顔が白くて丸く描かれている、
・・・普通の人間。
宝塚の男役トップスターがモデルで、
とにかく演技をしていないときも常に演技かかっているのが特徴で、
コミカル。
この「しらたまさん」を演じているのが
声優の伊倉一恵。
ずーっと、「聞いたことあるこの声、聞いたことある・・・」とモヤモヤしていた。
・・・そう!
あたしが小学生の頃やっていた「三つ目がとおる」の写楽君の人だ!
そういえばこの声だった。思い出した。
三つ目がとおる、好きだったなー。
なんだかすごくドキドキしたんだよ。あの二重人格の写楽君に。
もちろん三つ目の時の怖い写楽君が好き。
でもまったく内容を覚えていない。恐ろしいほどに覚えていない・・・。
あたしがリアルタイムで観た唯一の手塚治虫アニメだ。
・・・が、うちの旦那はまったく関心示さず。
旦那とは3つ違い。
生活していてほとんど世代差を感じないんだが、
アニメの話で若干ずれるんだな。
この「つきことしらたま~」でうちの旦那が反応していたのは、
ゲスト声優で参加していた 元モーニング娘の石黒彩。
しらたまさんの付き人の「つきこちゃん」の役。
旦那は「へ~石黒彩アンパンマンなんかに出てたんだ」
とやたら感心していたが、
あたしはモーニング娘とか本当に分からなくて。関心なし。
あ、モーニング娘。って書かなきゃいけないんだっけ・・・。
モーニング娘。を好きだったのね、うちの旦那は。
結婚3年目とかに知ったら引いたかな~
もう7年目だからか、アイドルを好きだった話なんかは全然ダメージにならないし、
仮に風俗の話とかされても、あんまり嫉妬しない自信がある。
いいことなのか悪いことなのか・・・。
アンパンマンを観ることで、こんな夫婦間の感情に気づいてしまうとは。
アンパンマン苦行で得た気づきの一つである。
後日談
石黒彩は、今となってはカリスマ主婦…もとい、ママドル?とか呼ばれているらしい。
確かに、アンパンマン以外ではレシピ紹介する姿しか知らない。
アンパンマンの「しらたま」の映画でゲスト声優をしたことは彼女のキャリアの中でまず触れられることはない。あたしはアンパンマンで彼女を初めて知ったのだが、きっとそんな入り口から入る人の方が少数派なのであろう。
しかし、TBSラジオのある番組の1コーナーで、「あねたま」というコーナーを担当している。
http://www.tbsradio.jp/aneki/index_s.html
「しらたま」と「あねたま」…、「たま」繋がり?
まさか、「あねたま」が石黒彩の「しらたま」出演経験を意識して命名されたわけ…ない。絶対ありえない。
ふっ、そんなこと掘り下げる輩は、数多いブロガーの中で、きっとあたししかいないんだろうな、知らんけど。