不登校やホームスクールは違法じゃない?【義務教育の現状】

不登校実録

ホームスクールの仕組みは確かに存在します

この記事を読むと、こんなことがわかります

  • 不登校は違法ではありません義務教育に関する法律を最低限おさえよう
  • 既に不登校である場合は、ホームスクールにできる可能性が高いです
  • 合わないフリースクールカウンセリング続ける必要なし!(お金の節約)
保護者
保護者

学校が合わない・・・

フリースクールも条件に合うところがない・・・

自宅での勉強が出席になる方法があるみたいだけど・・・?

sayo
sayo

ホームスクーリングという方法があります!

ホームスクールの仕組みは現場の学校の先生でも知らない人が多いのが残念な点なのですが、確かに存在します

現状では、不登校で困っている家庭個別に情報を調べてたどり着くケースが多いようです。

sayo
sayo

不登校の解決策を調べてたどり着いた「ホームスクーリング」。
教頭先生も「お母さんよく調べましたね」とビックリしてました(笑)

小中学生の「出席扱いホームスクーラー」はわずか608名

令和元年度(2019年度)時点で、自宅学習が出席として認められた小中学生は、全国にまだ608名しかいません。

ホームスクールは制度化されている訳ではありません


文科省の資料を見ても、「ホームスクーラー」という名称も使われておらず、
「自宅におけるIT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いとした児童生徒」
こんな長い名称になっています💦

sayo
sayo

ホームスクーラーという名称が早く一般的になって欲しいものです💦

この「自宅におけるIT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いとした児童生徒(=ホームスクーラー)」の人数は平成23年度まで遡ることができます。

ホムスク羊
ホムスク羊

平成23(2011)年度は309名でした。

2019年では608名だから、8年でほぼ倍増しています
(少子化なのに!)

文科省の調査ページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302902.htm)参照。

学校の先生も知らない仕組み「出席扱いになるホームスクーリング」

所属学校の先生方は、この仕組みを知らないことがほとんどだと思います。


2020年時点で文科省が発表した小中学生の総数は約950万人。その中で608名しかいない「出席扱いのホームスクーラー」が、いかに少ないかがお分かりになるでしょう。

そのため、学校現場でも認知されていないのは仕方がないことかも知れません。

重要なのは自分の子どもの教育環境を少しでも早く整えることです。

先生がこの仕組みを知らないことに、われわれ保護者もあまり過度に腹を立てないようにしましょう。
冷静に提案していくしかないと思います。

【要確認】義務教育の法律について、最低限知っておこう

よくある誤解に、

保護者
保護者

子供を学校に行かせないのは「義務教育違反」=違法なんじゃないの?

というものがあります。

sayo
sayo

結論から言うと「不登校は違法ではない」です。

ですが、祖父母や親戚など、周りの第三者に「違法じゃないの?」と言われたりしたら、不安になりますよね

不登校が違法でない根拠は、下記の通りです。


学校教育法の第17条では、保護者には子供に小中学校の9年間の教育を受けさせる義務があると定めています。(義務教育)

そして、学校教育法の第20条、21条では、保護者が正当な事由なく子供を学校に出席させていない(=就学義務を怠っている)場合には、教育委員会が督促をすると決められています。

最終的に、督促に従わない保護者は100,000円以下の罰金に処せられます。(学校教育法第144条

ただし、「保護者が正当な事由なく学校に出席させない場合」という条文の「正当な事由」には、不登校が含まれています。(文部科学省:平成18年初等中等教育分科会第40回配布資料3-2 「現行の就学義務履行の督促の仕組み」


つまり・・・

不登校は「保護者が子供を学校に行かせない正当な理由」。義務違反には当たりません

ホムスク羊
ホムスク羊

不登校は違法ではないと断言できますので、安心してくださいね

「(学校に行かないと)違法になるから」と言って無理矢理連れて行くことは、お子さんの精神状態によっては「最悪の悲劇」に繋がる可能性もあります。

sayo
sayo

そういう意味で「学校に行かない=義務違反、法律違反という誤解」は、きわめて危険だと私は思います。

「ホームスクーリングをやるかどうか」にかかわらず、そもそも不登校は違法ではないという事を、大人側がしっかり認識することが大事です。

小学生
小学生

学校に行きたい子どもを家に閉じ込めておくのは違法(虐待)。

でも、学校に(行きたくても)行けない、行かない子どもは違法じゃない
なのに、知らない大人が多すぎるよね・・・

不登校の場合は出席扱いのホームスクールにできる可能性が高い

このブログでも何度も紹介していますが、不登校児が「出席扱いのホームスクーラー」になる上で、とても大事な通知がこちら👇です。

文部科学省HP 「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日 (https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm)

我が家が学校に「出席扱いにしてください」と掛け合った経緯は、下記の関連記事にも詳しく書きました。

【関連記事】
不登校なのに出席が認められる「要録上出席扱い」ってなに?

不登校児を子どもにもつ親の理想は、「すべての小中学校の先生方が、ホームスクールで出席を認める仕組みがあることを、事前に知っておいて欲しい」ということです。

保護者
保護者

確かに文科省が出した「支援の在り方通知」の存在を、保護者が学校に教えてあげるのって・・・
どう考えても方向が逆という気がする

sayo
sayo

私も最初はそう思いました。
ですが、学校の先生方の業務は、不登校のケアだけではないので・・・
仕方がないですね。

誠意のある先生方が通知の存在を知ったら、教育委員会などの関係各所に確認を入れてくれます

知らないのなら教えてあげれば済む話です。過度に腹を立てず、文科省の「支援の在り方通知」のことを是非伝えてあげてください。

ホームスクールも不登校児にとって有益な支援ですので、最終的には認めてくださる可能性が高いです。我が家も無事に認めてもらいました!

しかも、「IT等を活用した・・・」という名称から「何かしら民間の通信教育講座を受講しないとダメ」と思い込んでいましたが、「教科書や市販のドリルを使って、何を勉強したかメールで報告すればOK」と学校側から言って頂きました!

ホムスク羊
ホムスク羊

これは嬉しい誤算でした!♪

是非、学校の先生方に相談してみてくださいね!

「フリースクールはお金がかかる」などの問題もホームスクーリングで解消

無駄な出費が浮きました!

外部NPOや民間フリースクールは大なり小なりお金がかかります。雰囲気が本人に合う・合わない、さらに遠方の場合は送迎の手間もあります。

自宅での学習が学校から出席として認められるホームスクーリングが、我が家には一番合っていました。

しかし、ここまで来るのに1年半もかかってしまいました・・・早くこの選択肢にたどり着いていればなぁという気持ちが大きいです。

sayo
sayo

今後のお子さんたちは、不登校になった時点で、ホームスクーリングを選択できる仕組みになってくれれば良いなと思います!

参考書籍の紹介:「ホームスクールのはじめ方」


学校に行かずに家庭で学ぶ ホームスクールのはじめ方

最後に、私がホームスクールを始めるにあたって参考にした書籍を紹介します。

NPO法人日本ホームスクール支援協会(HoSA)の理事でもある著者の佐々木貴広氏による「ホームスクールのはじめ方(秀和システム)」です。

特に、ホームスクールが義務教育違反でないかどうかの部分は、こちらの本を参考にしました。

ホムスク羊
ホムスク羊

佐々木家のホームスクールの具体的な学習の様子や、それ以外の家庭の事例も他に5つ紹介されています。

良いことばかりではなく、失敗談なんかも惜しまず書いてあり、とても参考になりました。

佐々木さんは日本ホークスクール支援協会(HoSA)の理事だけでなく、その認定校である「ルミオハナ」も運営されています。

私自身はHoSAには入会していませんが、仲間が欲しい方や積極的に情報交換したい方は、彼らにコンタクトを取ってみても良いかもしれません。

sayo
sayo

「入る?」って娘に聞いてみたら、あまり乗り気ではなかったので・・・
当事者である娘の意見を尊重して、まだ問い合わせてはいません💦

まとめ:不登校やホームスクールは違法じゃない?

いかがでしたでしょうか。

  • 不登校ホームスクール義務教育違反ではない
  • 事例はまだ少ないけれど、出席扱いになるホームスクーリングは存在する

ということを中心にお伝えしました。

sayo
sayo

不登校のお子さんを持つご家庭にとって、ホームスクールが解決策のいち選択肢として参考になれば嬉しいです。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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