自費出版を検討してみた

色々思うところがあって、自費出版のセミナーに参加してみた。

といっても、このブログの記事を出版しようと思ったということではない・・・。

仕事関連でも出版してもいいなと思ったし、私小説を書くのもいいなと思っていた時期だった。
出版に色々な可能性を感じていたところ、たまたま近所でセミナーをすることが分かり、ほぼ飛び入りのような形で参加することにした。

「文芸社」という出版社が主催しているものだった。

結論から言うと、このサービスは退職後のお金がある人向け。

セミナーの所要時間は2時間半ほどだったと思う。

この出版社は非常に誠意があり、どんな企画でもある程度のレベルにまで仕上げてくれるという感じはあった。

退職後のシニア以上の人たちは、それこそ一人ひとりが貴重な経験を積んでいる。
戦争体験なんてまさにそう。
配偶者を亡くされて、自分の人生について見つめなおしている人も多いとも感じた。

出版を体験した人の話だと、最初は奥様を亡くされたのがきっかけで、奥様と一緒に海外赴任した時の経験でもまとめようと思って本を書いたけれど、今は他にも自分の関心ごとを本にすることがライフワークになっているという。

海外赴任していたくらいだから、体験本を書いた後は、英語関連の本を書いたそうだ。
すると、著名人から「通訳」として指名されたとのメリットも語られた。

本を書くことで信用がつき、このような依頼(=お金)になる場合もある。

ただ、このサービスを利用するには100万~200万のお金がかかる。
印税はもらえると言っても、計算してみたら10万部近く売らないと元が取れない。

体験を語った人も、印税で元がとれたならその話はするだろうが、どうやらそれはなさそうな雰囲気だった。

というわけで、若い世代で、文章を書きたい・人に読んでもらいたいということであれば、やっぱりブログで充分な気がした。

「それでも自分は紙で本を残したい」ということであれば、まずは書き上げてみて、製本にするだけのサービスを試したほうがいい。

製本直送.comという、1冊から印刷できるサービスがある。
http://www.seichoku.com/

これなら、まず「自分の本」を作るという体験が数百円で実現してしまう。

まずはこのサービスで試して、欲が出てきたら改めて数百万かけるのはありかもしれない。

文芸社のサービスなら、「編集者」がつくので、誤字脱字のチェックはもちろん、記述が法律的に問題がないかなども調べてくれる。
全国出版を目指すならそういう法律的なサポートは確かに魅力的。

まとめると、「とにかく50ページでも書いてみて、製本だけの数百円のサービスで自分の本が製本された気分を味わう」

「もっとプロに内容をチェックしてもらいたい。全国出版向けに編集してもらいたい」と思ったら自費出版に申し込む。

この順序の方が、「自費出版の契約をしたけど、やっぱり書けなかった」というリスクを軽減できる。

それでも、【車の購入や結婚式に相当する「人生でそう何度も訪れない贅沢な計画」が成功するかどうか?】と言っているだけであって、「自費出版の費用を印税でカバー出来るか?」と考えてはいけないと思う。それはほんの一握りのケースなので。

スポンサーリンク