アンパンマンから学ぶ継続性の法則
アンパンマンから無理やり学ぶというのが、
このブログの最大のテーマ。
ただ、あまりにいつもワンパターン過ぎて・・・
緻密に張られた伏線もなければ、布石も敷かれない・・・。
申し訳ないけどやっぱり子供だましだ!
「毎週放送されているアンパンマンから学べることはほとんどない」
という結論に、一度達したのも事実だ。
しかし、「学べることがない」と思えたのは、
あたしが「放送されている内容」しか観ていなかったからかも知れない。
「内容」だけを見ていたら、確かにあまりにも学ぶことはない。
内容ではなく、アンパンマンから学ぶべきことはその「姿勢」なんじゃないか?
どんな内容でも、「続ける姿勢」。
あたしがアンパンマンをテレビで観始めてから、ようやく1年半くらい経った。
見始めた頃にはわからなかった、「1年以上見続けないと、分からないこと」が少し見えてきたのだ。
アンパンマンには
ば「食べ物をよこせ~」
ア「いたずらは許さないぞ、アーンパ~ンチ!」ば「バイバイキーン」
というワンパターン以外にも、
「毎年必ず『はるかぜさん』が来る」
「毎年必ずちゅらおばあに会いに行く」
「毎年ハロウィンマンが現れる」
「毎年必ずクリスマスに・・・」
という、年間行事にもしっかりパターンがある。
まるで、惑星の自転が「アンパンチ」と「バイバイキン」なら、
公転のように、毎年同じ行事が繰り返されるパターンがある。
やなせたかしは、原作を食い尽くす勢いのテレビシリーズを、
「モンスターのような食欲」と形容している。
そこで、ワンパターンを覚悟で、キャラクターの無限増殖を開始し、
毎週のシナリオをワンパターン化させたという。
その後、毎週ではなく毎年続けるために、
毎年のイベントもワンパターン化させることにしたのだろう。
「はいはい、やっぱりアンパンマンは
ワンパターンでつまらないのに、
さらに輪をかけてワンパターンでつまらないということね」
ということが言いたいわけではない、決して。
アンパンマンは、「内容」には重きを置いていない。
「継続する」という「姿勢」にこそ重きを置いた結果だ。
あたしは、アンパンマンの目に見える「内容」しか見ていなかった。
【本当に大切なものは、目に見えないんだ・・・】
↑ごめんなさい、これは「星の王子様」の名言でした。
(ちなみにやなせたかしは、画風を星の王子様のサン=テグジュペリから影響を受けているそうだ)
なぜ、ワンパターンを恐れずに、アンパンマンは続いていくことを選んだのだろうか?
ダサくてもかっこわるくても、「続けることの大事さ」がある。
アンパンマンもやなせたかしも、
これを伝えたかったんじゃないか?
ブログの方向性が分からなくなって混乱した時、
急にそんなことがメッセージとして伝わってきた。
わは! 以上。
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