夫がTSUTAYAで「キングダム」を借りてきた。
TSUTAYAでマンガを借りられるようになってから随分経つが、借りるのは初めて。
気づかれているかも知れないが、ちょっと前に放送されたバラエティ番組「アメトーーク」の「キングダム芸人」の影響である。
“キングダム芸人” 効果で漫画「キングダム」完売店続出!「アメトーーク!」の爆発力
娘のためにアンパンマンDVDを借りるため、むしろ子供ができてからの方がTSUTAYAに行く機会が増えた。
最近、確かに夫はコミックコーナーを気にしていたけど、キングダムを読みたがっていたのか。
夫によると、「ちょくちょくチェックはしていたけど、やっぱりアメトーク放送直後は全然在庫がなかった」という。
ちょうどアメトークの影響で読み始めた人が減り始め、1巻から最初の方の在庫が戻ってきた段階で、ようやく借り始めたとのこと。
ふむ。実はあたし、大学の専攻がもともと中国語学科だったこともあり、必修で中国歴史関連の授業を受けた事がある。
大学の授業は「中国史」ではなく「中国文学史」というさらにマニアックなものだったが、まあその授業が意外に面白く、今も古代中国には興味がないわけではない。
正直、アメトークのキングダムプレゼンはかなり興味をそそられるものだった。
普通だったら、夫が借りてきたマンガなんだから、一人で読むより家族で読んだ方がレンタル料のことを考えてもオトク。
迷わず一緒に読むところだ。
何を迷っているかというと、今のあたしは第二子を妊娠中ということだ。
戦争マンガで人の首が飛ぶ、残虐な処刑シーンや虐殺シーンが多く描かれているマンガ・・・。
胎教に良い訳がない。
しかし、まあ二人目ということもあって、胎教への思い入れもそこまでなく、なんだかなし崩し的に読み始めてしまった。
気持ち悪ければやめればいいや、と。
・・・が、面白い。
これは途中でやめられない。
困った。(いや困ってないけど)
現在、30巻近くまで読み進めたが、最新刊まで残すところ十数巻。
今から「キングダム・ロス」が心配なほどだ。
というのも、キングダムを読めるのは、娘のmiyoの寝かしつけの後。
今までは何の目標もなくだらだらと寝かしつけていたのだが、キングダムを借りるようになってから、明らかに娘を寝かしつけるまでの時間が短縮された。
おかげで、夫とあたしは多少寝不足であるものの、早く寝かしつける分、娘も翌朝早めに起こせるので、朝がずいぶん楽になった。
(いや、眠いんだけどね)
恐るべし、キングダムの威力。
なので、キングダムを読み進めて最新刊に追いついてしまったら、あたしたち夫婦は一体何を寝かしつけのモチベーションにすればいいんだろう・・・と今から心配な訳である(泣)