ダメな子供の叱り方 親がやりがちな5つの失敗とは?

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◎その1.叱るだけでほめない

「お母さんはわたしが片づけないと怒るのに、ちゃんと片づけたときは何も言わない」

これはあるカウンセラーが自分の娘に言われた一言。

「はっ」として、その後からは「きちんと片付いててお母さん気持ちいい」と伝えるようにすると、「片づけなさい」と言わなくても娘さんは片づけるようになったそうです。

これはマネしたいですね。
それにしても、時々子供の言葉には本当に「はっ」とさせられます。

本来、しつけは「ほめる7割・叱る3割」。

「甘やかしすぎでは?」と不安になる割合ですが、「そもそもきちんとほめていると、自主的にやるようになるので、叱る回数が自然と減る」のだそう。

叱った後でも「分かってくれてありがとう」とホメをプラスするような叱り方であれば、子供もホッとして緊張がほぐれます。

そうすれば、ほめる7割・叱る3割という割合は、意外に達成できない割合でもなさそです。

「叱る」と「ホメる」はセットにするのが、子供の上手な叱り方です。

◎その2.叱ることを恐れたり心配しすぎて叱れない

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子供の心に傷ができるような叱り方をしてしまっているのでは?」
「トラウマになるのでは?」と心配になりませんか?

いけないのは、「あなたは本当にダメな子ね!」とか、「やっぱりあなたはできないと思った」とか、子供の「人格否定」に繋がる言葉で叱ってしまう叱り方です。

「罪を憎んで人を憎まず」という格言がありますが、「いけないこと」を憎むべきであって、「いけないことをした子供」を憎んではいけないのですね。

子供はお母さんが大好きですから、きちんと信頼関係があれば大丈夫!

社会のルールをきちんと教えないと、どこかで人を傷つけたりしてしまうので、その方が子供が悲しい思いをしてしまいます。
いけないことはいけないことと、言うべきことはきちんと伝えるのが愛ある子供の叱り方です。

◎その3.叱りっぱなしで守れたかどうか確認しない

「かたづけなさい!」と言ったっきり、その後どうしたかを確認していますか?

できればきちんと片付けが終わるまで待ってあげたいですが、夕食づくりなど他の事がある場合は、手が空いたら10分後でも子供の様子を見るなどして、「叱りっぱなし」にしないようにしましょう。

叱るだけで後はほったらかしというやり方だと、子供は「あ、お母さんどうせ忘れてるから、言う事きかなくていいや」と思ってしまいます。
それが、何度言ってもやらない原因となっていることもあるのです。

とはいえ、お母さんもうっかりやったかどうか確認しそびれたり、子供もどうしてもできない日があったりします。
毎回毎回、強制的にやらせても子供がストレスを抱えてしまいますので、そんなときは「次はちゃんとやってね」というフォローをするようにしましょう。

自主的にできるようになることが、ゴールです。

◎その4.自分の事を棚に上げて叱ってしまう

なんでも「ダメだからダメ」と叱っていては、「お母さんだってできていないじゃん」と口答えされてしまいます。

叱るときは、お母さんも成長できるチャンス。

何度言っても効かないときは、お母さんも「今度はどうアプローチしたら分かってもらえるかな?」と必死になって考えます。

叱られることで子供も成長しますが、叱ったり、しかり方を工夫することで親も成長できるのです。

◎その5.何故いけないことなのか親が分からずに叱る

例えば、勉強しないで遊んでばっかりの子供には、「勉強しなさい」「宿題しなさい」と叱るとしましょう。

そもそも、親はなぜ子供を叱ってまで勉強させたいのでしょうか?

「将来、良い高校や良い大学に進学して欲しいから」? ではなぜ良い学校に進学すると良いのでしょう?
今は良い学校に行ったところで必ず良い就職先が見つかるわけでもありません。

「クラスメートに後れを取ってはいけないから」?
負けたくないと思っているのは親だけで、子供本人は気にしていないかもしれません。
もしかすると、もっと興味があることに集中していた方が、子供の才能が開花する可能性だってあります。

…なんて、小学校高学年くらいの子供が口答えしそうな言い訳を考えてみました。(笑)

小学校低学年くらいの子供であれば、「勉強しなさい」と言葉で伝える叱り方でも、しぶしぶ言うことを聞いてくれるかも知れませんが、子供が小学校高学年、中学生へと成長すれば、子供なりの理論で口答えされて、親が丸め込まれないとも言い切れません。

丸め込まれるのは、結局親が何故勉強しなくてはいけないか、本当は分かっていないからです。

そこで、少し面白い方法で子供に勉強を促すことに成功した話があるので紹介したいと思います。

ある中学生の男の子なのですが、勉強が好きではなく、ゲームばっかりやっていていました。
お母さんも「勉強しなさい」とは言うものの、「お母さんも中学生の頃勉強してなかったって言ってたじゃん、進路決まってなかったじゃん」と口答え。

図星だったりするので、こうなるとお母さんも言うだけの叱り方では子供も動きません。

ところが、何の進路の希望もなかった息子さん、実は「ある有名なゲーム制作会社」に漠然と憧れを抱いていることが分かりました。
お母さんと一緒に、そのゲーム制作会社のホームページの「採用情報」を確認すると…。

条件が「四大卒」となっていました。

どんな大学に入れば良いのかは、そのホームページからは分かりませんでしたが、憧れのゲーム会社で働こうとしたら、とりあえず「大学受験」に成功して大卒にならなくてはいけません。

「まあまだその会社を目指すか分からないけれど」と照れ隠しをしながらも、高校受験、その先に見えてきた大学受験に向けて、学校の勉強に向き合うようになったそうです。

「なぜ勉強しなくてはいけないのか?=憧れのゲーム会社に就職したいと思った時、大学を出ていないといけないから」

ということが、男の子の中に明確になったんですね。

これにはお母さん、「子供を勉強させるには、どういう叱り方をすればいいのかしらと思っていたけれど、勉強の目的が明確になったら、叱らずとも勉強するんですね」と大満足です。