マイコプラズマ感染症で肺炎になる確率はどのくらい?

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「マイコプラズマ」とは、風邪や肺炎、気管支炎を引き起こす病原体のことです。
マイコプラズマには特徴があり、普通の細菌は細胞膜と細胞壁の二つが細菌を囲んでいますが、マイコプラズマは細胞膜のみ。
そのため、マイコプラズマに効く、細菌のものとは異なる抗生剤が処方されることになります。

マイコプラズマの症状は、咳やのどの痛み、頭痛、だるさ、吐き気、下痢や腹痛などで、普通の風邪と区別がつきません。
周囲でマイコプラズマが流行していることで判断されるかも知れません。

咳は、「たんが絡まない」のが特徴で、5歳から12歳の子供に多いので、この年齢のお子さんをお持ちのご家庭では感染に注意しましょう。

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マイコプラズマに感染したら、肺炎になるの?

マイコプラズマ感染者のうち、肺炎になる患者は5%前後。とはいえ、小さい子供は肺炎を起こしやすいので、このパーセンテージに惑わされず、お子様をよく観察するようにしましょう。

マイコプラズマ肺炎は、感染が確定して、まずは発熱。その後徐々にせきが強くなっていきます。
せきはマイコプラズマそのものの作用ではなく、マイコプラズマと戦う身体の免疫反応と考えられています。

マイコプラズマは活性酸素と関係があるの?

マイコプラズマは活性酸素を生産する特徴があります。
こちらは、マイコプラズマそのものが体の組織(肺・気管支)に直接攻撃して障害を与えます。

マイコプラズマの診断ってよく分からないって本当?

IgMという抗体を検出する方法とマイコプラズマDNAを検出する方法の2種類があります。
しかし、マイコプラズマの増殖には2~3週間かかり、抗体が出てくるのはさらにその後。

すでにマイコプラズマ肺炎の症状が現れていても、マイコプラズマDNAや抗体が検出されないこともあります。
そうなると、明らかに肺炎の症状があって、データが違っていても、マイコプラズマだと診断せざるを得ないことになります。

しかも、抗体反応があるのは子供が多く、成人になるとこの反応がほとんど見られない人もいるため、大人のマイコプラズマ判定は検出によるものはさらに難しくなります。

マイコプラズマ感染症、結局はどうすれば治るの?

抗生剤があるとはいえ、必ず必要というわけではなく、風邪同様「自然治癒」が基本のようです。
ただし、肺炎など症状が悪化している場合は抗生剤で治療します。

学校で流行してしまった場合、学校の方針によって登校できなくなることがありますが、症状が改善すれば当校可能です。
「自然治癒」に必要なのは、水分と栄養補給、そして睡眠をとる休養が大事ですね。