高知のアンパンマンミュージアム。
今や、アンパンマンミュージアムは代表的な全国の都市に点在しているが、最初にできたのは高知である。
「なぜそんな田舎に・・・」と思ったらだめですよ。
そもそも、人をたくさん呼び込むためではなく、やなせたかしが自分の故郷にひっそりと「墓標のように」建てたらしい。
やなせたかしはここに、自分の作品を展示することにする。
やなせたかしは、70代で同い年の奥さんを病気で亡くしている。
自分も死期が近いと本気で思っていた彼は、「墓標」の意味を込めてこのミュージアムを故郷に建設した。
こんな田舎に誰も来ない、と思っていたミュージアムは、全国各地から子連れの観光客が訪れるようになり、いまや高知の観光地として定着しているという。
我が家も、子供との思い出作りに、神奈川からわざわざ高知へ行くことにした。
あたしにとってもmiyoにとっても、初めての四国だった。
それにしても、もし自分の親の世代だったら、「アニメの影響でわざわざ子連れで四国へ行く」というのは考えられなかったと思う。
旅費も安くなり、アニメそのものの価値が上がったんだろうな、とちょっと感慨深くなるあたし。
そんな親の感慨深さなど露知らず、娘のmiyoは飛行機での長旅で容赦なくグズり、おそらくもう二度と来れないだろう高知の地で、アンパンマンのモニュメントに「普通に」はしゃぐ。
ミュージアムは「撮影OK」だが、ブログやSNSへの投稿は禁じられている。
もちろんあたしはミュージアムでアンパンマンとの思い出を写真に収めまくった。
写真の製本サービスの「TOLOT」を使い、家族との思い出にはミュージアム内の写真は満載。
それは残念ながらブログには掲載することができないので、外観を中心にレポート。
まずは、ミュージアムに近い、香美市内の図書館。
中に入ると、小さめの「分室」規模の図書館で、しかもアンパンマンの本ばかりという訳ではない。普通の図書館!
図書館の向かいのおうちには、ジャムおじさんが。
町全体でアンパンマンを盛り上げているのが分かる。
ミュージアムの中も、アンパンマンでいっぱい。
マンホールもアンパンマン。
ミュージアムの前の広場で走り回って遊ぶ娘。
ふと、ミュージアムの建物を見てみると、「屋上にアンパンマン」!
今まであったっけ・・・なかったよね?
しばらくしてもう一度見ると、さりげなく「屋上のアンパンマン」はいなくなっていた。
細かい所でサービス精神が旺盛。
高知龍馬空港にて。
アンパンマンと記念撮影。
空港にもきちんとアンパンマンミュージアムが紹介されている。