「タオルくんと、えーっとなんだっけ」
と照れ笑いするmiyo。
「なんだっけ」って良く言うようになったね。
「ナンド・バット」じゃない?
とママが言うと、うん!と嬉しそうにするmiyo。
そして、「タオルくんとナンド・バットみよう!」
と言って、ママがリモコンを操作するのを
ぴょんぴょん跳ねながら待ってる。
「はいはい」とママはmiyoの言いなりになります。^^;
ところで、ママはちょっとだけ複雑な気持ち。
だって、「ナンド・バット」なんて言葉、
アンパンマンでしか使えないんだもん。
ママとmiyoはアンパンマンのテレビを観始めて、
もう1年9ヶ月経つけど・・・
「ナンド・バット」は初めて出てきたし、
今後もそんなにたくさん出てくるのは期待できない。
だから、アンパンマンだけでしか使えないだけでなく、
アンパンマンの中ですら、あまり使える単語ではないんだよね。
でもきっと、子どもの脳はそんなのお構いなしで、
大人が世間の常識で大事と思っていることよりも、
今目の前にある小さなキャラクターの名前を覚えることに、
喜びを感じているんだね。
さて、ここからはママの大人のちょっとした疑問の話。
多分、ナンド・バットは「シンド・バット」が元ネタだと思うけど、
なんで「ナンド」なんだろう?
「シンド」=地震の「震度」
「ナンド」=気温の「何℃」・・・?
まあ、ネーミングセンスに多少のひっかかりは覚えるし、
パロディの方の「ナンド・バット」をmiyoが先に覚えてしまったのも
ちょっとひっかかるんだけど、
ママは個人的に、ナンド・バットが好きだよ。
miyoはもちろん知らないけど、
ナンド・バットの声が、初代のび太君の
「小原乃梨子」さんで、
ナンド・バットが「うふふふ」って優しく笑うのが、
のび太君そのもの!
あまりの懐かしさに、ママはちょっと潤んじゃったよ。
このまま、miyoが小学生になったら、
きっとドラえもんも観るようになると思うけど、
ママが子供の頃に観ていたドラえもんとは、
ずいぶん様変わりしちゃった。
それでも、ママが子供の頃と同じアニメを
今度はmiyoが一緒に観るんだな~って思うと、ママは感慨深いよ。