娘のmiyoが「困った事に」、アンパンマンの映画、もう一回観たいね~と何度も言う。
「うん、そうだね、楽しかったね・・・」
そしてつい、「映画観るのにはお金かかっちゃうのよね」と興ざめな事を言う、親のあたし。
まったく、口に出さなきゃいいのに、つい言っちゃうね、やっぱ^^;
ところで、娘のmiyoが「また観たい」という映画、どうやら本編の「ミージャ」の方ではなく、なんと同時上映の「おまけの方」の「夏祭り」の方だった。
アンパンマンはたいてい2本立てで、本編は1時間ほど、おまけの同時上映の方は20分程度という時間の割り振り。
今回(2015年)の映画も、時間を計ったわけではないけどおそらくそのくらいだったと思う。
後に見た1時間の本編より、最初に上映された「夏祭り」の方が、miyoには印象的だった用だ。
「祭り」というだけあって、まあバイキンマンが暴れたりするけれど、基本的には「平和なお祭り」。
我が家はアンパンマンのテレビシリーズやDVDだけでなく、律儀に「CD」の方も結構ツタヤで借りていて、車でのお出かけでは結構よくかけている。
それが功を奏して、「夏祭り」ではみんなでのど自慢大会をするお話だったのだが、「ぼくらはヒーロー」「とべ!カレーパンマン」などのあまりテレビでは聴けない曲がながれても、母子共々楽しむ事ができた。
「しょくぱんまんとカレーパンマンは性格不一致でたまにケンカする」
「その影響か、ドキンちゃんもカレーパンマンはあまり好きではない」
という人間模様も描かれていたが、知る人ぞ知る、「ドキンちゃんとカレーパンマン結婚」のウソニュースのお陰で、その掛け合いもなんだか楽しく見れた。
(ちなみにウソニュースは外部メディアで、アンパンマン本編とはもちろんまったく関係ない)
そして、歌が苦手なアンパンマン、最後は「アンパンマン音頭」で夏祭りを締めくくるのだが・・・。
ちょっとこの歌詞をうろ覚えなのだが、「何度死んでも蘇る~」のような歌詞が出てきて、「ゾンビか!」と突っ込みたくなった。
この歌詞、もちろん「やなせたかし」作詞だが、大正生まれの彼の感性が少し「直球的」なのか、それともこの歌詞が作詞された時というのがやっぱり「昭和を引きずっていた」のか、洗練された歌詞とはまあ言いがたい。
ただ、そんな歌詞が逆に新鮮に感じられた。
アンパンマンは、何度も死んでいたのだろうか? ^^;