「おててえほん」がお気に入り
うちの娘のmiyoは、「みぃつけた」のワンコーナーである「おててえほん」がお気に入りである。
「おててえほん」は、全国の様々な保育園・幼稚園などで、幼児たちがおててを絵本に見立てて、即興でお話を読み上げるというもの。「みいつけた」の制作者側が、かわいいイラストでアニメーションも作ってくれる。
これに参加する子供の親たちはさぞかし興奮するだろうなと思う。放送なんかされた日には、録画は永久保存だろう。
さて、うちの娘も真似して「おててえほん」をやってみるのだが・・・
娘は「アンパンマン」とか「プリキュア」とか、好きなキャラクターをすぐにお話に登場させてしまうので、「これはNHK的にNGだな・・・」と苦笑するあたしであった。
もしかしたら、本当の「おててえほん」の撮影陣も、子供が創作する「おててえほん」に民放のキャラクターが出てくることで色々苦労しているのかも知れない。
もしかしたら「アンパンマンじゃなくて、他の誰かにしようか?」なんて促しているんだろうか。
それとも、散々好きにしゃべらせてあげて、民放キャラが出てきてしまった時点でお蔵入りになるのだろうか。
子供にとっては、NHKだから民放のキャラクターの話はしちゃいけないとか、そんな大人の事情は知ったこっちゃない。
たとえ既存キャラが出てくる二次創作でも、子供にとっては自由な創作。
もしかしたら、アンパンマンくらい(!?)だったら、大人の脚本家が描くアンパンマンシリーズよりも、子供の「おててえほん」からすさまじい映画級の名作が生まれているかも知れない。
そうなると、NHKが放送できないからと言ってお蔵入りになってしまうのは、「ちょっと惜しいな」と思う。
もしかしたらアンパンマンもネタに困ってるかも知れないから、なんとか「おててえほん」の隠れた名作が日テレに渡る方法はないものか、と勝手に想像して遊ぶ暇な大人がここに一人・・・。^^;