セロトニンとオキシトシンの違い
1.オキシトシンは哺乳類にしかない
オキシトシンは相互に分泌される。
授乳中にお母さんからオキシトシンが分泌されれば、赤ちゃんからも分泌されるという。究極のスキンシップで長期的な愛情を育む愛情ホルモンなのだ。
母乳が出ないお母さんも、オキシトシンはスキンシップだけで分泌されるので、悲観しすぎる必要はなし!
ちなみに、子供とのスキンシップだけでなく、男女間、ペットとの触れ合いでもオキシトシンは分泌される。
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ただしペットは哺乳類である必要がある。
自動お掃除ロボットのルンバがいくら愛おしくても、オキシトシン分泌は期待できないという見方が強い。
2.セロトニンは心を安定させる。悪い事があっても落ち込み過ぎず、良い事があってもはしゃぎ過ぎない。
3.オキシトシンは他者との境界線を薄くする作用がある。
自分はこうだから、相手もそうだろう、という思い込みが強くなる危険もある。
陣痛を促すのもオキシトシンであれば、産後すぐに始まる授乳もオキシトシンが分泌される。
つまり、産後のオキシトシン大放出時期は我が子との対面で興奮して、タダでさえ親バカ全開なのに、自分がこんなに可愛いと思うのだから、相手も可愛いと思ってくれるだろう、と思い込み、友人知人に子供の写メを送りすぎて、気持ちがひと段落するとちょっと恥ずかしくなる、なんてことには注意しなくてはいけないかも。
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心に余裕があれば、相手も多少は理解してくれるだろうが、子供のいない知人には、この時期の出産報告は控えた方が得策かも知れない。