チーズ役の山寺宏一。モノマネ芸人大御所のコロッケと、NHKで対談してた。
ここで、カバオ君を使って、アニメでどうやって距離感を出すかというのを演じてくれていた。
(この動画だと6:00あたり)
アンパンマンのようにデフォルメされたアニメでは、
距離感を出すとかえって違和感があるということも言っていた。
が、妙にうけてしまった。
「ばいきんまんにお弁当取られちゃったんだ・・・」
という台詞を、
・伝える相手(アンパンマン)との距離感をリアルに出した場合
・デフォルメして、距離感を無視して大げさに演技した場合
で、見事に演じ分けてくれた。
にしても、「リアルな距離感のカバオ君」、二度と聞けない貴重な体験だったが、
とても面白かった。
miyoはそんな面白さより、画面の右下に出てきた「カバオ君」の画像を観て喜んでいた。
結果、「アンパンマン観たい」と主張するmiyoをなだめながら、
なんとかコロッケと山寺宏一の対談を見終えることができた。
対談後半になると、どういう気持ちでアニメの声を担当しているか、
山寺宏一の気持ちを聞くことができた。
「子どもが観るアニメ」と言って片手間ではやっていない。
「やらせて頂いている」という山寺宏一に高感度がアップした。
声優さんのギャラは、どんなに一流でもさほど高くないと聞いたことがある。
ただ、おもちゃに吹き込まれた声のギャラは、
おもちゃの売上から声優に還元されるという話を耳にしたことも・・・。
いずれにしても、一流の声優さんが揃っているアンパンマン。
彼らの意気込みと演技の質は一流に間違いない。
なので、アンパンマンをなんとなく見せているのではなく、
ピアニストの演奏や、美術館の絵画に接しているのと、
一流のものに接しているという意味では同じなのかもしれない。
そして、子どもへの影響も、同じ効果を期待したい(笑)。