やなせうさぎがいて良かった
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最近、うちの娘のmiyoは、ほとんどのひらがなが読めるようになった。
まだ「あかちゃん」の「ちゃん」は「ち」「や」「ん」と一文字ずつ読んだり、小さい「っ」も「つ」ときちんと読んでしまったりする。
しかしあたしは、自分自身が小2の頃、「結局」という言葉を「きぇっきょく」と書いていたことを思い出す。
……自分が8歳の頃はまだ書き間違いをしていた訳だから、まだ4歳児である娘に対しては、寛大にならなくては。
「『こ』に、てんてんは、なんてよむの?」
と訊いてきたりするようになった。
訊き方も要領を得てきたぞ! と思うあたしは、親ばかだろうか?
そして最近は、アンパンマンのおもちゃにことごとく書いてある、「やなせ」という文字に反応。
「や・な・せ・って書いてある。やなさうさぎのやなせだね!」と嬉しそう。
そうそう。やなせうさぎというキャラがいてよかった。
じゃないと、なんのこと?ってなっちゃう。
そしてまだカタカナは読めないから、「アンパンマン」とカタカナで書いてあるのは、まだ読めないのだ。
ただ、「それいけ!アンパンマン」というマークとしては覚えているようで、「アンパンマンのお名前」とたまに言ったりする。
そういえば、最初の「アンパンマンの絵本」(70年代に発売されたもの)は、幼児向けということで、題名も「あんぱんまん」というひらがなだったはずだ。
やなせたかし本人は、ずっと「アンパンマン」とカタカナの方がしっくりくる、と言っていたが、幼児向けの絵本として発売されたから仕方なかったと語る。
今はアニメのタイトルもカタカナだが、実際こうやって「ひらがな」から習得していく子供を育てている親としては、ひらがなでも良かったかもな、と実感してしまう。
まあ、今のアンパンマン、結局ひらがなを覚えるころには卒業しているというとんでもない低年齢化をしている訳だから、結局カタカナでも良かったけどね。恐ろしい。
代わりと言ってはなんだが、生みの親のやなせたかしのペンネームがひらがなで、ぎりぎり読めて良かった。
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